ルビー・スパークス
若き天才作家としてデビューしながらも、2作目を書けずにいた、ちょっと自分中心で内向的な青年カルヴィンは、夢で見た女性を主人公に小説を書き始める。
ある日、その小説の主人公、ルビーが恋人として現れる。はじめは疑うカルヴィンだが、やがて幸せな時間を過ごすようになる。
しかし次第にルビーは自立していき、そんな彼女をカルヴィンはコントロールしようと再びタイプライターに向かうが上手くいかない。
とうとうカルヴィンはルビーに彼女が自分が書いた小説の登場人物であることを残酷なやりかたで伝えるが、やがて彼女を解放する。
月日が経ち、この体験をもとにした小説が成功をおさめた頃、カルヴィンは生まれ変わったルビーと再会。互いに自己紹介をしあう。
ルビーにカルヴィンが真相を告げるシーンが哀しかった。自分中心だが傲慢に振舞いきれないカルヴィンは生きるのが大変そうだけど、ルビーとの出会い、そして小説を書くことで変化していって救われてよかった。
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